eggo 0069 幸山ひかり「花、燃えて土になる」

幸山ひかり 点在する光 180×220cm

幸山ひかり 私とタネと花と土 162×162cm

■会期

2019年5月9日(Thu)~5月18日(Sat) 10:00~18:00(会期中無休)

大雅堂 1F 展示室 ※入場無料

 【作家在廊日程】

全日在廊予定(都合により変更の場合あり)

 

 

■展示内容

このたび、上記の展覧会を開催する運びとなりました。幸山先生は花と土を通して、この世の煌めき、儚さを表現しています。弊画廊にて初の個展となりますこの機会にぜひご高覧ください。

【展覧会に向けた作家のコメント】

私はこれまで、花を描くことを通して、この世界の長い長い時間の中に点として存在することの尊さ、そしてその燃えるように煌々と立つ姿を表現したく、画を制作してまいりました。同じ季節が繰り返すことなどないように、この世において、すべてのことは一期一会のうちにあると思っております。私が対峙した存在したものの、生きるという強さや輝き、そして、やがて全て土になっていくという脆さと穏やかさを少しでも絵を通して感じていただければ、この上ない幸せでございます。

【日頃の制作モチーフやコンセプト】

私は花、特に鶏頭の花と土、そしてそれを取り巻く世界を非現実世界として肉筆によって表現しております。花の持つ、短くも劇的な変化を遂げる生き物としての時間と、土の持つ、生き物を育みやがて朽ちるその過程を蓄積し繰り返していくような長い時間、その2つの時間の共存を意識して制作をしています。鶏頭の花を描くことにおいては、写生を通して存在そのものについて焦点を当て、強く燃えるようなイメージをもって描いています。

【出展作品について】

3号~150号の約10展を展示予定

 


■プロフィール

1993年 京都府に生まれる

2016年 京都市立芸術大学美術部学部日本画専攻 卒業

2018年 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 日本画専攻 卒業

■主な展示歴

2015年 美工進展(高校同窓会グループ展) 京都:堀川御池ギャラリー      〇〇展(グループ展) 京都:同時代ギャラリー

2016年 第34回三菱商事アートゲートプログラム 入選(同第35回~第 38回、第41回)

     2016年度三菱商事アート・ゲート・プログラム奨学生 選出

     碧い石見の森芸術祭2016 第2回石本正日本画大賞展 出品

2017年 第35回上野の森美術館大賞展 入選(賞候補) 東京:上野の森美術館

     京都学生アートオークション 入選(同第2回)

2018年 第5回続「京都 日本画新展」出品(賞候補) 京都:美術館「えき」KYOTO

     京都花鳥館賞奨学金2017 優秀賞 京都:京都花鳥館

     京都市立芸術大学作品展 大学院市長賞 受賞

      清須市9回はるひ絵画トリエンナーレ 入選 愛知:清須市はるひ美術館

     第27回飛騨高山臥龍桜日本画大賞展 入選 岐阜:高山市民文化会館

     第5回 京都美術大学交流展 京都:GalleryLittlehouse

     改組 新 第5回 日展 入選 東京:国立新美術館

     上海Art Fair2018 AGホールディングズブース 出品

2019年 京都 日本画新展2019 出品 京都:美術館「えき」KYOTO      日本画展「しらぬみ」(清水、幸山、監物によるグループ展) 京都:GALLERY Ann

     京都 日本画新展in二条城-100人の画家・嵯峨野線を旅して- 京都:二条城