2018 / 12 / 6 Thu ～ 12 / 15 Sat　10：00 － 18：00

大雅堂 1F・2F 展示室　※入場無料

作家来廊日：全日在廊を予定 （都合により変更の場合あり）

約25点展示予定（ 50号以上7点 ）

この度、「 e・g・g・o 0066 山影広野 日本画展 COSMOLOGY Ⅲ 」を開催致します。

天然の鉱物によって作り出される岩絵具を用いて“宇宙”という大きなスケールをテーマに、ダイ ナミックで豊かな表現を画面いっぱいに拡げる山影広野。

壮大な空間が描かれた作品を前にすると、 まるで絵という宇宙に吸い込まれるような感覚を体験できます。 この機会にぜひご高覧下さいませ。   

＜展覧会に向けたコメント＞

この度、約3年ぶりに大雅堂にて個展を開催いたします。 今回の展覧会名である『COSMOLOGY』とは、『宇宙論』という意味です。宇宙論とは、宇宙の起源や構造を研究する学問のことです。天然岩絵具の原料は鉱物です。鉱物には様々な宇宙の 痕跡が内包されています。天然岩絵具を用いて宇宙を制作する行為は、いわば宇宙との対話であり、作品は私にとっての宇宙論ともいえます。

本展は、個展『COSMOLOGY』シリーズの第3回目となります。

画面から溢れ出る、時空間の流れを感じていただければ幸いです。

＜日頃の制作のモチーフやコメント＞

岩絵具とはなにか。

それは、天然の鉱物や貴石によって精製された絵具である。

そして、それらは、宇宙の創造によって誕生した神秘である。

岩絵具の起源はこうした138億年の刻に遡ることができる。

悠久の時間を記憶した、岩絵具で、壮大な宇宙空間を描きたい。

2012年 『公募−日本の絵画2012』（永井画廊 / 東京）

2013年 『京都造形芸術大学日本画研究室選抜新人作家展 vol.10画心展』

　 　　（元立誠小学校 / 京都）

2014年 『2013年度京都造形芸術大学卒業展 / 大学院修了展』（京都造形芸術大学）

　　　 『美術新人賞デビュー2013』（ギャラリー和田 / 東京） 　　

　　　 『第32回明日をひらく絵画上野の森美術館大賞展』賞候補（上野の森美術館 / 東京） 　

　　　 『第23回三菱商事アートゲートプログラム』

　　　 『公募−日本の絵画2014』（永井画廊 / 東京）

2015年 『第33回明日をひらく絵画上野の森美術館大賞展』賞候補（上野の森美術館 / 東京）　 

　　　 『第3回 グループホライゾン』（高島屋日本橋店 / 東京）

　　　 『COSMOLOGY e・g・g・o 0047 山影広野展』（大雅堂 / 京都）

2016年 『京都造形芸術大学大学院修了制作展』（京都造形芸術大学 / 京都） 　　 　　　 　　　 『日本画家 山影広野 宇宙 -Cosmos- 』（日本橋三越本店  / 東京）

　　　 『第一回 枕崎国際芸術賞展』（枕崎市文化資料センター南溟館 / 鹿児島）　　　　　

2017年 『COSMOLOGYⅡ 山影広野 日本画展』（あべのハルカス近鉄本店 / 大阪）

　　　 『第4回グループホライゾン』（高島屋美術画廊 / 日本橋 , 横浜 , 大阪）

　　　 『山影広野展 - 宇宙のかけら -』（ジェイアール名古屋タカシマヤ美術画廊 / 愛知）

　　　 『千住博と銀河のスターダム』（近鉄百貨店奈良店 美術画廊 / 奈良）

2018年 『千住博と若い芽たち』（あべのハルカス近鉄本店 美術画廊 / 大阪）