ART FAIR TOKYO 2018  /  KOSHIMIZU SUSUMU EXHIBITION

小清水 漸 「Relief'91-30」   54.4×43.5×7.8cm

◆会期

2018年3月8日(木)~ 3月11日(日) 大雅堂ブース:S32

公式サイト:https://artfairtokyo.com/

 

3月8日(木)13:00 〜 14:00 プレスビュー

       14:00 〜 16:00 プライベートビュー

       16:00 ~ 20:00 ベルニサージュ

     9日(金)11:00 〜 20:00 一般公開

 10日(土)11:00 〜 20:00 一般公開

 11日(日)11:00 〜 17:00 一般公開

■会場

東京国際フォーラム  ガラス棟B2  ホールE  / B1  ロビーギャラリー

 

〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1

[JR・地下鉄有楽町駅]徒歩約1分 / [JR東京駅]徒歩約5分


■展示内容

立体作品10点程度を予定

 

1960年代末より始まった「もの派」作家の中で重要な一人として知られる小清水漸。

「もの派」は、土、石、木、鉄、綿などの素材にあまり手を加えず、「もの」を単体もしくは 組み合わせて制作をし、日本の現代美術におおきな影響を与えました。1970年代以降、立体作品の他に制作を続けられているのがドローイングとレリーフ形式の作品。今回はレリーフ形式による表現に絞り、新作を中心に約10点を展示致します。シンプルなまま素材を活かし、日常に非日常の要素をとりいれたアートを、再度見直していく こととして今回は小清水先生の個展を開催致します。 見る人に作品は何を語りかけてくるか。是非その思いを受け取ってほしいと思います。

■プロフィール

1944年 愛媛県に生まれる

1966年 多摩美術大学彫刻科入学

1973年 夏に信楽に滞在し、土を用いた作品を制作

1975年 この頃より作業台のシリーズが始まる

    また信楽焼によるシリーズを始め、水を用いる

1980年 第39回ヴェネツィア・ビエンナーレ出品のためイタリアへ渡る

2011年 宝塚大学学長に就任

■コレクション

国立国際美術館・高松市美術館(香川)・東京国立近代美術館・水戸芸術館(茨木)・東京都現代美術館・兵庫県立近代美術館 ほか

■展覧会・受賞歴

1969年 第4回ジャパン・アートフェステバル(都立産業会館)の

     コンクール審査にて《かみ》入選

1970年 第10回日本国際美術展「人間と物質」(東京都美術館)

     《鉄Ⅰ》《鉄Ⅱ》出品

1971年 田村画廊(東京)にて初個展開催

     第7回パリ青年ビエンナーレ出品

1972年 神戸須磨離宮公園第3回現代彫刻展出品

    宇部市野外彫刻館賞受賞

1980年  《レリーフ‘80-4》第11回中原悌二郎賞受賞

1981年  《レリーフ‘80-8》第10回平櫛田中賞受賞

1983年 現代美術の新世代展(三重県立美術館)にて作業台-水鏡-》が

     岡田文化財団賞受賞

1985年 第11回現代日本彫刻展(宇部市野外彫刻美術館)にて

    東京国立近代美術館賞を受賞

1987年 第12回現代日本彫刻展にて毎日新聞社賞を受賞

1988年 国立国際美術館での個展(1987)により

     62年度(第38回)芸術選奨文部大臣新人賞を受賞

1989年 第2回京都美術文化賞を受賞

1992年 岐阜県立美術館にて個展開催

1999年 京都府文化功労賞

2000年 第3回光州ビエンナーレ特別展

2003年 第2回円空大賞受賞

2004年 紫綬褒章受章

2005年  「もの派−再考」(国立国際美術館)に参加

2012年  「太陽へのレクイエム:もの派の美術」(Blum & Poe/LA)に参加

2013年  「Prima Materia」プンタ・デラ・ドガーナ(ベニス) に参加

     アメリカ国内での初個展がBlum & Poeにて開催される

2015年  「MONO-HA」(ムディマ財団、ミラノ)に参加

 

      他、日本、海外にて個展・受賞多数