《華朋》-池坊 月刊誌『華道』の表紙を飾った三人展- 岩田壮平・森田りえ子・田中裕子

■会期

2023年4月13日(木)~4月29日(土) 10:00~18:00(会期中無休)

Ⅰ 4/13(木)~19日(水)

Ⅱ 4/20(木)~29日(土)

 

作家在廊予定:

■展覧会に向けたコメント

岩田壮平(2016~2018年 担当)

花に美しさを想う仲間、『華朋』の展覧会です。実に素晴らしい展覧会の名を池坊専好次期家元に名付けて頂きました。

原始、ネアンデールタール人が花を供えた様に人間とは花に観る美しさ、愛しさを共に歴史があるのだ。これは幾つもの戦いや争いを経て来ても人類が実に滅ぶことのなかった所以に思う。

其々の作家の心に映る花。その心の儘をご覧頂けましたら幸いです。

 

 

森田りえ子(2019~2020年 担当)

花を愛し花をテーマに画家としての道を歩むメンバーの展覧会です。花への思いも表現方法も千差万別ですが、それぞれの作家の描く視線の先に不易流行の美を見いだしていただければ幸いです。

華道次期家元 池坊専攻お家元より命名いただきました「華朋」の名にふさわしく花を朋とし憩いのひと時をともにできる展覧会になればと願っております。

 

 

田中裕子(2021年~2022年 担当)

誠に光栄なことに二年間、華道の表紙画を描かせていただきました。華麗に咲く花姿から枯れ行く花姿、流れ行く時の挟間に瞬く美しさを魅せる植物、その多様な表情を画面に表現しようと試みた24枚となりました。四季の花を描くことで、改めて自然が織りなす美しさには無限の輝きがあることを知り、毎月の花を想い描く日々は豊かな心を育んでくれるものとなりました。このような素晴らしい邂逅に恵まれましたこと心より感謝申し上げます。



■展覧会風景