artKYOTO2023-祈りのかたち-

界遺産・二条城を舞台にしたアートフェア

■作品紹介

「いにしえの守り神 朱雀」30号S

¥1,254,000(税込)

Suzu Ishii

人は「祈り」と共に生きてきました。節目毎に魂が安らかであるように、総じて幸せを祈っています。 最大限努力した後、人知の及ばない領域を「何か」に思いを寄せて不安を取り除き心の平穏を得るのが祈りと私は捉えています。「何か」は有形無形、異なりますが古より存在する霊獣達をその対象として描きました。



「ひかり」10号F

¥220,000(税込)

鈴木 琢未

Takumi Suzuki

コロナ禍や不安定な世界情勢などの影響のせいなのか、日常の場面を掬いとり、内なる自己と向き合う作品が多くなった。現実逃避という意味合いもあったのかもしれない。そうした無力感や虚無感に陥りながらも、その中から痛みを孕んだ美を見出すことに固執した。アートを取り巻く世界が少しでも良い方向へ変わることへの一途の期待と祈りを込めて制作を続けていきたい。



「Flying phoenix」H98×W107×D34cm

要相談

髙崎 洋祐

Takasaki Yosuke

私は朝夕、神棚に手を合わせて家族の健康と平安を神に祈る。私の前にある神棚と神札は、目には見えない神を表したシンボルで、そのシンボルの向こう側に私なりの神を想像している。 例えば、自由、平和、正義、平等といった類のものも、そのどれもが目には見えないのに、私たちは日々その実現や維持のために多くの努力を重ねている。 私は形を帯びないそれらのものに彫刻作品としてシンボライズされた「形」を与えることで世界をより想像し、より鮮明に見えるようになりたいと思う。



「化生」H530×W275×D55mm

西久松友花

Yuka Nishihisamatsu

現代へと残る伝世品や歴史⽂化的な背景を持つ象徴物の形態や色彩を装飾的な観点から関⼼を持ち、それらを⼟で象形し再構築する試みを続けてきた。それは、時代や暮らしが変化しても変わることのない普遍的な価値観の再考や再構築の試みでもある。対象そのものを作るのではなく、記憶と印象に残る形や輪郭線をドローイングによって抽出し、それらを組み合わせていくことで作品を制作している。対象の形、色彩の印象を残しながら再構築する事で、作品を通して鑑賞者の潜在的な記憶の一部分に触れる事を期待している。



「No.35-Thread」300×300mm

¥44,000(税込)

NIBB

(ニブ)

望みや呪い、そして執着にも似た私の祈りが、作品を通じて多くの人々に届くことを期待しています。

I hope that my prayers (perhaps they are my curses) will reach many people in Kyoto with my artworks.



こちらの作品はwebからもお求めいただけます。こちらよりご連絡下さい。

(2024年3月20日現在)


■会期

2023年10月5日(木)~10月9日(月・祝)

5日(木) 13:00~19:00 ※招待日

6日(金) 12:00〜19:00

7日(土) 11:00〜19:00 ※招待日

8日(日) 12:00〜19:00

9日(月・祝) 11:00〜16:00

 

元離宮二条城 二の丸御殿台所・御清所 東南隅櫓 番所

■展覧会風景